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インプラントのアフターケアと保証 — 埋めたあとが半分です
インプラントがどれだけ長持ちするかは管理次第です。定期検診の間隔と保証の条件、歯ぐきの手入れの要点をまとめました。
インプラントにも歯ぐきの病気は起きます
インプラントにむし歯はできませんが、周りの歯ぐきには炎症が起きえます。これをインプラント周囲炎と呼びます。放っておくと骨が溶けてインプラントが揺れます。天然歯の歯周病より静かに進むので、定期検診がより重要になります。
埋めたあとに痛みがないから終わり、ではありません。むしろ歯ぐきの管理という第二段階が始まったところです。
定期検診と日々の管理
ふつうは3〜6か月の間隔で定期検診を受け、歯ぐきの状態、ねじの緩み、噛み合わせの変化を確認します。歯科が勧める間隔を守ることが保証の維持条件になっているところも多いので、案内文を確認しておいてください。
日々の管理の基本は歯間ブラシと歯ぐきの境目のブラッシングです。喫煙はインプラント周囲炎の代表的な危険因子なので、少なくとも手術の前後は禁煙を強くお勧めします。氷などの硬いものを噛む癖も、補綴の破損につながります。
保証の条件は契約のときに確認する
保証は歯科ごとに期間も範囲も違います。フィクスチャー(根)と補綴(クラウン)の保証期間がそれぞれ何年か、定期検診を守ることが維持条件か、他院での治療履歴が生じたら保証はどうなるか、歯科が閉院したらどうなるか。ここまで確認してください。
こうした条件は公開資料には出てきません。相談の段階で書面として受け取る以外に確認する方法はありません。
FAQ
よくある質問
インプラントはどれくらい長く使えますか。
管理の状態によって大きく変わります。歯ぐきの手入れと定期検診を続けていれば長く使えることが多いです。寿命を縮める主な原因は周囲炎と過度な負担です。
定期検診はどれくらいの頻度で行きますか。
ふつうは3〜6か月の間隔が勧められます。歯科が案内した間隔が保証の維持条件になっているところもあるので、案内文の間隔を基準にしてください。
インプラント周囲炎にはどんな兆候がありますか。
歯ぐきが腫れたり出血したり、口臭が出たりします。インプラントの周りが浮いた感じがすることもあります。痛みは遅れて来るので、こうした兆候があれば予約日の前でも受診してください。
クラウンが欠けたら全部やり直しですか。
フィクスチャーが健康なら、たいていは補綴だけを作り直します。補綴の保証期間と再製作の費用基準を契約時に確認しておくと対応が楽です。
ねじが緩むことはよくありますか。
珍しいことではありません。早めに締め直せば簡単に解決します。揺れる感じを放っておくと破損につながるので、すぐに受診してください。
歯ぎしりがありますが、インプラントに影響しますか。
夜間の歯ぎしりは、補綴の破損やねじの緩みを招く危険因子です。歯ぎしりがあるなら相談時に伝えて、ナイトガード(保護装置)を作るかどうか話し合ってください。
他の歯科で検診を受けても保証は続きますか。
歯科によります。他院での治療履歴が保証の除外事由になることもあるので、引っ越しの可能性があるなら契約前にこの条件を必ず確認してください。
埋めた歯科が閉院したらどうしますか。
診療記録と埋入の情報(フィクスチャーのメーカー・規格)をあらかじめ受け取っておけば、他の歯科で引き継ぎやすくなります。手術後にフィクスチャーの情報カードを渡す歯科なら、大切に保管してください。
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